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WEB制作

Googleフォームと自作フォームを連携させる方法.3「自動返信のカスタマイズ」

自動返信メールをカスタマイズする方法をご紹介します。

カスタマイズすることでメール本文に文章を添えたりすることが可能になります。

自作フォームを作成する方法はこちらをご覧ください。

1.回答先をスプレッドシートに連携

Googleフォームの回答設定の欄からGoogleスプレッドシートと連携します。

2.自動返信メールを設定

連携したGoogleスプレッドシートを開きます。

拡張機能 > Apps Scriptを開きます。

エディタ > コード.jsに記述します。

//管理者宛自動返信メール
function adminFormSubmit(e) {

  // フォームの回答を取得
  const name = e.namedValues['お名前'][0];
  const email = e.namedValues['メールアドレス'][0];
  const tel = e.namedValues['電話番号'][0];
  const content = e.namedValues['お問い合わせ内容'][0];
  
  // 自動返信メール件名
  const subject = '○○のお問い合わせフォームから送信がありました。';
      
  // 自動返信メール本文
  const body = '送信内容を確認してください。\n' +
    '\n' +
    '■お名前\n' +
    name + '\n' +  
    '\n' +
    '■メールアドレス\n' +
    email + '\n' +  
    '\n' +
    '■電話番号\n' +
    tel + '\n' +  
    '\n' +
    '■お問い合わせ内容\n' +
    content;

  // メール送信
  MailApp.sendEmail({
    to: "example@example.com",  //送信先
    subject: subject, //件名
    body: body, //本文
    name: "株式会社○○ <example@example.com>" //メール送信元
  });

}


//ユーザー宛自動返信メール
function onFormSubmit(e) {

  // フォームの回答を取得
  const name = e.namedValues['お名前'][0];
  const email = e.namedValues['メールアドレス'][0];
  const tel = e.namedValues['電話番号'][0];
  const content = e.namedValues['お問い合わせ内容'][0];
  
  // 自動返信メール件名
  const subject = 'お問い合わせありがとうございます。';
      
  // 自動返信メール本文
  const body = 'お問い合わせをご利用いただきまして、ありがとうございます。\n' +
    '担当よりお電話・メールにてご連絡させていただきますので、しばらくお待ちくださいませ。\n\n' +
    '■お名前\n' +
    name + '\n' +  
    '\n' +
    '■メールアドレス\n' +
    email + '\n' +  
    '\n' +
    '■電話番号\n' +
    tel + '\n' +  
    '\n' +
    '■お問い合わせ内容\n' +
    content + '\n' +  
    '\n' +
    '---\n' +
    '株式会社○○\n' +
    'https://example.com/\n';

  // メール送信
  MailApp.sendEmail({
    to: email,  //送信先
    subject: subject, //件名 
    body: body, //本文
    name: "株式会社○○ <example@example.com>" //メール送信元
  });

}

const content = e.namedValues[‘●’][0];

”の中はGoogleフォームの項目名と合わせます。

3.トリガーを設定

先ほど設定したadminFormSubmit = 管理者宛設定、onFormSubmit = ユーザー宛設定をどのタイミングで実行するかを設定します。

Apps Script内のトリガーを開きます。

画像は設定済みのものです。

画面右側の「+トリガーを追加」を開きます。

実行する関数はadminFormSubmitを選択します。

イベントの種類はフォーム送信時を選択して保存します。

その後同じ手順でonFormSubmitのトリガー設定を行います。

ここまでが自動返信メールの設定です。

実際のメールフォームからメール送信してメールが届いていれば完了です。