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知っておくと便利な「Visual Studio Code」の自動整形
Visual Studio Code(VS Code)は、Webサイトなどの開発ツールです。
中でも特に便利な機能の一つがHTMLの自動整形機能です。
この機能を使うと、コードが見やすく整理されて、効率よく作業が可能です。
HTMLの自動整形について
自動整形機能は、書いたコードを自動的にきれいに整えてくれる機能です。
VS Codeでは、設定ファイルや拡張機能を使って、自分の好みに合わせた整形ルールを設定できます。
VS Codeのsettings.jsonに以下の設定を追加することで、HTMLコードの整形がより便利になります。ここでは、それぞれの設定の一例を説明します。
{
"editor.formatOnSave": true,
"html.format.enable": true,
"html.format.indentInnerHtml": true,
"html.format.indentHandlebars": false,
"html.format.wrapAttributes": "auto",
"html.format.wrapAttributesIndentSize": 1,
"editor.wordWrap": "on"
}
“editor.formatOnSave”: true
ファイルを保存するときに自動でコードを整形してくれます。
これで、手動でフォーマットする手間が省けます。
“html.format.enable”: true
HTMLの自動整形機能を有効にします。
これにより、HTMLコードが自動的に整理されて見やすくなります。
“html.format.indentInnerHtml”: true
内部のHTMLタグを適切にインデントします。
タグのネストが深くなっても、読みやすいインデントが維持されます。
“html.format.indentHandlebars”: false
Handlebars({{}})を使う場合、これを無効にすることで、インデントが崩れないようにします。
“html.format.wrapAttributes”: “auto”
HTMLタグの属性を自動で折り返します。
属性が多くても、コードが横に長くなりすぎません。
“html.format.wrapAttributesIndentSize”: 1
折り返した属性行のインデントサイズを設定します。
この設定では、インデントサイズを1スペースにしています。
“editor.wordWrap”: “on”
エディタの自動折り返しを有効にします。
画面の幅に応じて行が自動で折り返されるので、横スクロールが不要になります。