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システム開発

[サーバー系]スワップ領域の設定

システム開発担当のTFです。

※さくらのVPS centos stream 9 対応

※他のOS等では、細部が違うことがあります。

やり方

  • スワップを確認し、存在しない場合、スワップファイルを作成する
  • 作成したスワップファイルをスワップ領域として設定し有効化する
  • 再起動時の自動有効化の設定をする

メモ

スワップは、メモリが足りないときに、ストレージ容量をメモリ代わりに利用する感じのもの

参考

  swapfileの追加
  第15章 swap 領域

サンプル

スワップ設定

// スワップ確認
swapon --show
free

// 容量確認
df -h /

// スワップファイルの作成( 容量は、RAM容量により適切な値を設定する。今回は、4GB )
dd if=/dev/zero of=/swapfile bs=1M count=4096

// パーミッションの設定
chmod 600 /swapfile

// スワップファイルをスワップ領域として設定
mkswap /swapfile

// スワップの有効化
swapon /swapfile

// スワップ確認する
swapon --show
free

// 確認できれば、スワップが利用できる状態になっている

再起動時用の設定

// マウント用の設定ファイルをバックアップする
cp -p /etc/fstab /etc/fstab.org

// スワップ領域の設定を追記する
vi /etc/fstab
		
		# 下記を追記する
		/swapfile none swap sw 0 0