こんにちは、Webデザイナーのそいです。

今回は、知っておいて損はない！カンタン3STEPで格好良く＆目立たせたいモチーフを魅力的に見せるPhotoshopを使った画像加工方法「画像の一部分をモノクロにする方法」をご紹介します。商品や商材など販売業者の方に、特におすすめしたい画像加工方法ですので、ECサイトなどの運営者・制作者の方はぜひご覧ください！

早速画像を加工してみよう

今回はこの画像を素材に、加工を進めていきたいと思います。

鮮やかで格好良い看板が並ぶ、ニューヨークにあるタイムズスクエア。今回は看板以外の画像を白黒に加工していきたいと思います。

STEP1.画像を白黒にする

画像をPhotoshopで開きます。レイヤーパネルの赤い枠で囲っている箇所【調整レイヤー】をクリックします。

調整レイヤーをクリックすると調整レイヤーの種類を選択するメニューが表示されます。

ここから【白黒】を選択しましょう。

選択後に「白黒 1」レイヤーが新規作成されます。お好みで【プロパティ】パネルから、「レッド系」～「マゼンタ系」までスライダーを動かし個々の色味を調整してください。

STEP2.マスク処理をかける

全体の画像を白黒に変換できたら、次はマスク処理（白黒と色を入れる部分の着色）を行います。

レイヤーパネル内「白黒 1」レイヤーの、赤枠で囲っている箇所（白い枠の部分）を選択します。

この部分を選択することで、マスク部分の編集ができる状態になります。

今回はブラシツールを使ってマスク処理をかけていきます。この状態で、左側のツールバー【ブラシツール】を選択します。また、ツールバー下部の四角い枠は描画色【黒】（上）・背景色【白】（右）になっているか確認します。

次に上の【オプションバー】からお好みのブラシを選んで下準備完了です。

色を入れたい部分を塗る作業に入ります。今回は看板の部分に色を塗りたいので、看板の形にそってなぞっていきます。図のように、なぞった部分に色が入っていきます。

すべてなぞり、このような仕上がりになりました。

STEP.3最終調整

もう少し色のメリハリをつけたいところです。最後の仕上げ調整を行います。

STEP.1と同じ流れで【調整レイヤー】から【レベル補正】を選択してください。

次に【トーンカーブ】で調整していきます。　※最終調整はお好みで行ってください。

完成

画像を書き出して完成です！

まとめ

いかがでしょうか。今回はPhotoshopにある効果とマスク処理を使った加工方法を紹介しました。手順どおりに進めるだけで、シンプルで簡単なのに格好良い画像が作れるようになります。Photoshopを覚えたての方にもおすすめの加工方法になりますので、実践してみてくださいね！

今回もご一読いただきありがとうございました。