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CMS「Movable Type」とは?
コーダーのKです。
多くで利用されている有名なCMSとしてMovable Typeをご紹介します。
Movable Typeとは
Movable Typeは、シックス・アパート社が開発・提供するCMS(コンテンツ管理システム)で、ブログやウェブサイトの管理・公開を容易に行えるプラットフォームです。最新バージョンのMovable Type 8では、コンテンツを構造化して保存・管理する「コンテンツタイプ」機能や、REST/JSON方式でデータの取得・更新が可能な「Data API」を搭載し、柔軟なコンテンツ運用とワンソース・マルチユースを実現しています。これにより、PCやスマートフォン向けのウェブサイト、各種アプリ、デジタルサイネージなど、デバイスや出力形態を問わずコンテンツを活用できます。
また、Movable Typeは静的ページ生成方式を採用しており、アクセス集中時にもサーバー負荷が少なく、高速な表示と高いセキュリティを実現しています。国内では5万サイト以上に導入されており、商用パッケージ型CMSの国内導入シェアで9年連続No.1を獲得しています。
さらに、クラウド版やエンタープライズ向けの上位版など、多様なニーズに対応したラインナップが用意されており、企業や官公庁、大学など幅広いユーザー層に支持されています。
Movable Typeでできること
投稿の作成や編集が非常に簡単で、テキストや画像、動画などのコンテンツを柔軟に組み合わせることができます。カテゴリやタグを活用して投稿を整理する機能もあり、大量の記事を扱う際にも効率的な管理が可能です。さらに、スケジュール投稿機能を使えば、あらかじめ設定した日時に記事を自動で公開できるため、効率的な運営が可能です。
HTMLやCSSの知識を活かしてテンプレートをカスタマイズできる柔軟性があり、スマートフォンやタブレットに最適化されたレスポンシブデザインも作ることができます。
更新時に静的HTMLを生成するため動的なCMSに比べて表示速度が高速なのが特徴です。
「コンテンツタイプ」という機能を活用すれば、ブログ記事以外にも製品情報やFAQ、イベント情報といったさまざまなコンテンツを一元的に管理することができます。この機能は、CMS『WordPress』でいうところのカスタム投稿に近いです。
Movable Typeの種類
用途・機能ごとに複数プランが用意されています。
大きく分けてクラウドタイプとサーバーインストールタイプがあります。
後者の場合、自身でサーバーを用意する必要があります。
そのため条件に合わせて選ぶことが大事になってきます。